市原市が国指定天然記念物「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」について、見学者にその魅力を正しく理解していただけるよう、仮設のガイダンス施設を令和元年12月15日にオープンしたガイダンス施設です。
地磁気逆転の仕組みと地層の関係、周辺で見られる化石など一帯の魅力をわかりやすく解説した展示と映像の放映を行っています。
(参考)市原市指定天然記念物「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」仮設ガイダンス施設
【施設概要】
チバニアンビジターセンターのソーシャルメディアアカウントはこちら↓(応援よろしくお願いします!!勝手に貼り付けすみません)
市原市の地元住民が中心となって組織したガイドさんたちが地層を見ただけではわからない、地磁気逆転のしくみ、地層の成り立ち、周辺の特徴的な地形など、チバニアンの多様な魅力を案内してくれます!
事前の申込が必要です。詳しくは市原市観光協会のウェブサイトをご参考ください。
【2018/07/13追記】昨年冬に一時立ち入り制限された斜面ですが、現在は見学可能です。足元に気をつけてチバニアン見学を楽しんできてください!!
【2017/12/14追記】現在、チバニアンの地層を間近で見学できる斜面へ上ることが禁止されています。市原市によると安全面を考慮しての対策とのことです(参考:チバニアン斜面立ち入り禁止 見学者殺到で安全考慮(朝日新聞デジタル2017/12/13))壁面の下からでも十分に地層は確認できます。足元にも気を付けて、チバニアンを楽しんできてください!!(6月頃のチバニアンの写真はこちら)
【チバニアン(千葉時代)を見学される方へ】貴重な地層の保全管理にご理解ご協力をお願いします!!(参考:広報いちはら12月1日号 PDFが開きます)
【2017/12/20追記】土日祝日限定で無料シャトルバスの運行と臨時駐車場の開設が決定!(12月17日まで→2018年1月28日まで延長されました!)(参考:市原市田淵の地磁気逆転期地層のGSSPへの認定について/市原市市役所)
※12月29日から平成30年1月3日の間は、シャトルバスの運行はありません。また、養老川増水時など、天候が悪い時はシャトルバスが運休となります。ご注意ください。平日などに見学を予定されている方は、月崎駅から徒歩でチバニアンへ行く方はコチラも参考にどうぞ。
先月(2017年11月)の報道以降、チバニアンのある市原市田淵には多くの人が見学に訪れているそうです。個人的に6月に見学したときはガラガラだったので「さみしいなぁ」と思っていましたが、今では多くの方々に興味を持っていただけるようになり、地元民としては大変うれしく・ありがたく感じています。
しかしながら、地元・市原市では、多くの見学者をお迎えできる態勢がまだ整っておりません。現在進行形で関係者の方々が準備をがんばっているところです。チバニアンが国際標準模式地として正式な認定を得るのも来年以降の予定です。
そこで、どうか見学予定のみなさまには「見学の心得」を事前にご確認いただき、貴重な地層の保全管理にご理解ご協力をお願いしたいと思いますm(_ _)m